プロセスとアクティビティとタスクと
テストプロセスの標準を作っているときにこれらの言葉の違いにモヤモヤした。 最終的に関係者で合意した内容とは別に自分自身でまとめてみた。 (合意した内容は自分自身でしっくりこなったので)
プロセス:役割の観点で、互いに関連をもったアクティビティをまとめたもの。よって、例えば計画書作成者、設計者などプロセスにはそのまま役割の名称を与えることができる。
アクティビティ:相関の強いタスクをある観点でグルーピングしたもの。プロセスの構成要素。アクティビティに対してドキュメントは1つ生成される。
タスク:アクティビティを構成する個々の作業のこと。アウトプットが必ずしもドキュメント化できないくらいのレベル。
この定義で意識したのは、
- 役割
- ドキュメント
です。
もし定義したアクティビティに役割の名称を付与できるのならそれはプロセスとするほうがいいし、
1つのタスクによってドキュメントが1つ生成されるのならそれはアクティビティとしたほうがいい、
ということなります。
ちなみに、合意した内容はこんな感じでした。
- プロセス:一つ以上のアクティビティからなる構成要素のこと
- アクティビティ:一つ以上のタスクからなる構成要素のこと
- タスク:アクティビティを構成する個々の作業のこと
定義を作成する上で以下の記事を参考にしました。 https://www.ipa.go.jp/files/000027415.pdf